傷跡修正・異物除去について
包茎手術や非吸収性注入剤を用いた陰茎増大術などを受けた後に手術跡や変形が目立ってしまい、恥ずかしくて誰にも見せられないと悩む方も少なくありません。このような場合、傷跡修正や異物除去の手術で改善が可能です。傷跡修正・異物除去とは何か、主な治療法、費用相場などをご紹介します。
傷跡修正・異物除去とは
傷跡修正・異物除去とは、いずれも男性器の色や形を改善するための治療です。施術を受けることで得られる効果やどのような方におすすめなのかを具体的にご紹介します。
傷跡修正・異物除去の効果
傷跡修正・異物除去を受ける方で特に多い悩みが、「手術の傷跡や凹凸が気になる」や「溶けない半永久素材を用いた陰茎増大が経年変化で変形した」などです。傷跡修正・異物除去により、包茎手術や陰茎増大術などで目立つ傷跡が残った、注入治療などによって変形したといった男性器の悩みを解決できます。
このような変色や変形が綺麗に修正されて清潔感のある男性器へと生まれ変わると、男性器に自信が持て、満足感や自己肯定感の向上につながるでしょう。
こんな悩みの方におすすめ
傷跡修正・異物除去は以下のような悩みを抱えている方におすすめです。特に、勇気を出して包茎手術を受けたにも関わらず、傷跡が新たなコンプレックスとなってしまった場合は、誰にその悩みを相談すればよいか困ってしまうかもしれません。当院では、そのような患者さまのご相談をお伺いいたします。
- 他院で受けた包茎手術の手術痕をより目立ちにくくしたい
- 陰茎増大術後に凹凸が目立ってきた
- 包茎手術後のツートンカラーを治したい
- 包茎手術後も包皮が残っている
- 亀頭直下の締め付け感が残っている
専門師が状態や傷跡を診察し、包茎手術後の凹凸やツートンカラー、皮残りなどを綺麗にできるか判断した上で、最適な治療法をご提案します。経験が少ない医師が担当すると納得のいく仕上がりにならない恐れもあるため、実績が豊富で技術力が高い男性治療を専門とする当院へご相談ください。
なお、状況によっては手術ができない場合もあります。また、異物除去手術では状況により内容物を全て取り切れない場合があります。手術にも限界があることをご理解ください。
傷跡修正の主な治療法
他院で受けた手術による傷跡修正、あるいはその他の施術によって生じたお悩みに対して、当院では主に以下の5種類の治療法をからご提案しています。
傷跡修正
男性器の全体に傷跡がある際には、傷の周囲にある包皮を切除し、その後縫合して傷跡修正を行います。修正手術の場合は通常、ナイロン糸を使用します。通常は3週間程度で抜糸しますが、糸跡が残りやすい患者様では1週間毎に少しずつ抜糸し、糸跡が残りにくいように細心の注意を払います。吸収糸は皮下で解ける際にしこりを増大させることがあるのと、糸が脱落するまでに5〜6週間かかることから糸跡が残りやすいため、修正手術では使用しません。手術後は再発予防のためにしこりを小さくする内服薬を少なくとも3ヶ月内服します。
ツートンカラー修正
ツートンカラーとは、包茎手術により、ピンクと茶色の2色に分かれている状態を指します。ツートンカラーになってしまう主な原因は、亀頭近くのピンク色の皮膚「内板」の残しすぎたことです。状況により止むを得ずツートンカラーになる位置で手術せざるを得ないケースもないわけではありませんが、非常に稀です。ツートンカラーであっても健康上に問題はありませんが、見た目の不自然さから見ただけで包茎手術をしたことが分かってしまうため、ストレスを感じる方も少なくありません。
そのような悩みを解決するのが、ツートンカラー修正です。包皮に余裕があるかどうかで治療法が異なります。勃起時を想定しても包皮に余裕がある場合は、包茎治療手術と同じく亀頭直下埋没法で包皮を切除しますが、余裕がない場合は手術が不可能な場合があります。
異物除去
ワセリンや液体シリコン、アクアミド、バイオアルカミド、リパスなどが皮膚の内部で変形した状態は、「異物除去」を行います。これらの注入剤は「非吸収性」や「半永久」と呼ばれ溶けませんが、経年変化のため変形することがあります。組織としっかり結合していることが多いため、注入剤のみを取り出すとこは不可能です。周りの組織ごと取り出さないと完全に取り出すことはできず、少なからず変形を残します。あるいは全て取り除くのが不可能な場合もあります。そのため形成外科学会や美容外科学会ではこれらの非吸収性注入剤の使用を非推奨としていますが、未だにこれらの注入剤を使用しているクリニックがあります。
また、ワセリンや液体シリコンだけでなく、シリコンリングや真珠、片寄った注入剤などの除去も可能です。
皮膚の内側を傷つけないように丁寧に施術しますが、治療にかかる時間の目安はシリコンリングや真珠で30~40分程度、非吸収性注入剤を除去する場合は手術時間が1時間以上かかることがあります。
シリコンボール位置修正
包皮の下に入れるシリコンボール施術は、ボールを配置して縫合するだけでは位置が安定せず、性行為の際にズレてしまうこともあります。一部分に片寄ってしまえば見た目が悪くなります。
そのような状態を解消するために有効なのが、シリコンボール位置修正です。一度ボールを取り除き、皮の内部にある筋膜にボールを入れる小さなポケットを作ってボールを留め置きます。
ただし、シリコンボールの位置修正を行なっても皮下の構造物の関係で希望した位置に定着しないことが良くあります。
また、位置修正の施術の他に、シリコンボールの抜去も可能です。入院や介護時に人に見られるのが恥ずかしい、根本周辺に片寄っているなどの理由で抜去を希望する方も少なくありません。施術にかかる時間は1個あたり5〜10分ほどで、挿入した時の手術跡から除去が可能であれば、新たな手術跡を作ることなしに手術できます。
増大術の凸凹修正
亀頭増大術で用いた注入剤が原因で、亀頭に凹凸が出てしまうケースは珍しくありません。特に経験の浅い医師が担当すると、注入時に薬剤が偏ってしまうなどの理由で、亀頭部分がデコボコしやすくなる傾向があります。期間が経つと凹凸が落ち着くこともありますが、注入した層が浅いと歪な形となり、見た目も不自然になってしまうケースが少なくありません。
また、過去に増大術を行った方が追加で注入する際に、凹凸が発生する場合もあります。例えば、以前入れた注入剤の上に新しく乗せるため、そのムラが表面に出てしまったケースです。
いずれも、増大術の凹凸修正で凹凸が気になる部分に再度注入し、自然なシルエットへの男性器へと仕上げられます。他院で増大術を受けてから期間が経過しても凹凸が治らない場合は、早めに当院へご相談ください。
なお、非吸収性注入剤を使用している場合は同じ注入剤での修正が必要となるため、当院では修正できません。
傷跡修正・異物除去の流れ
男性器の悩みを解決する傷跡修正・異物除去の流れは、主に6ステップです。来院予約からアフターケアまでの施術の流れをご紹介します。
来院予約
まずはお電話もしくはWEB来院予約ページからご予約ください。WEB来院予約ページをご利用の際は、名前や来院希望日時、年齢、電話番号などの入力が必要です。ご質問やお問い合わせは24時間受け付けておりますので、お困りごとがあればお気軽にご相談ください。当クリニックは、平日はもとより、土日祝日も含めて、診療時間は毎日10~20時です。
受付
予約が完了したら、指定の日時に当院へお越しください。当院では個室をご用意しており、他の患者さまと顔を合わせたり、聞かれたりする心配が一切ありません。また、担当医師や看護師、スタッフは全て男性のため、女性が対応することに抵抗を感じる方でも安心してご相談いただけます。
カウンセリング
カウンセリングでは男性器の状態を診察し、患者さんのご要望に沿った最適な傷跡修正・異物除去治療法をご提案し、費用、仕上がりなども丁寧にご説明します。カウンセリングも、男性スタッフが対応するため、女性には言いにくいお悩みや疑問などもお気軽にご相談ください。なお、カウンセリング時に、過去の手術歴や治療歴なども伺う可能性があります。
カウンセリングは無料ですので、施術を受けるかどうかを決めかねている方も、まずはカウンセリングを受けることをおすすめします。
費用の支払い
医師からの説明や手術計画にご納得いただき、施術を受けると決まったら、治療費をお支払いいただきます。支払い方法は現金払い・クレジットカード・デビットカード・銀行振込のほか、月々3,000円から使える医療分割(医療ローン)もご利用いただけます。
利用可能な支払い方法
- Mastercard
- VISA
- JCB
- American Express
- UCカード
- J-Debit
- Wechat Pay※
- Alipay※
- PayPay※
- メルペイ※
- LINE Pay※
- au PAY※
※QRコード決済は新宿院のみのお取り扱いです。
なお、この費用には、手術費用の他に、術後のアフターケアや術後処方薬、麻酔などの費用も含まれています。
傷跡修正・異物除去の施術
お支払い完了後、いよいよ施術となります。施術日の指定された時間に当院へお越しください。
手術時間の目安は傷跡修正・ツートンカラー修正の場合は40〜60分程度、シリコンリングやシリコンボール、真珠等の除去で1個につき10分程度、非吸収性注入剤を除去する場合は手術時間が1時間以上かかることがあります。
アフターケア
お支払い完了後、いよいよ施術となります。施術日の指定された時間に当院へお越しください。
手術時間の目安は傷跡修正・ツートンカラー修正の場合は40〜60分程度、シリコンリングやシリコンボール、真珠等の除去で1個につき10分程度、非吸収性注入剤を除去する場合は手術時間が1時間以上かかることがあります。
傷跡修正・異物除去の費用
傷跡修正・異物除去は治療方法によって費用が異なる他、状態や修正する範囲によって費用は変動します。以下の料金はあくまでも目安と捉えていただき、正しい金額はカウンセリングでご確認ください。
- 治療法
- 治療費用t
- 傷跡修正手術
- 55,000~550,000円
- ツートンカラー修正術
- 110,000~550,000円
- 異物除去手術
- 110,000~550,000円
- シリコンボール除去(当院施術・1個につき)
- 55,000円
なお、上記の費用は公的保険適用なしの自由診療であり、手術費用・麻酔代・薬代・アフターケア込みの税込価格になります。事前のカウンセリングで明確な料金を提示した上で治療を行うため、後になって金額は変わることはありませんが、状態によってはカウンセリング時に治療をお断りするケースもございます。なお、未成年の方は施術を受けられません。
まとめ
傷跡修正・異物除去は、包茎手術や亀頭増大術などが原因で発生した傷跡や凹凸を綺麗にする施術です。専門医院のレベルによっては、凹凸やツートンカラーが目立ったり、皮が余っているのが気になったりするケースは少なくありません。
満足のいく仕上がりにするためには技術力の高さはもちろん、適切なカウンセリングやアフターケアを行っているかチェックすることも大切です。男性器に悩みがある方は、まずは当院の無料カウンセリングをご予約の上お越しください。
他院で包茎手術を受けたのですが、抜糸をお願いすることはできますか?
性病検査は行っていますか?
個人輸入で購入した薬と持病で飲んでいる薬の飲み合わせを確認できますか?
パイプカット手術は行っていますか?
<他の人はこちらも質問>
異物除去治療を受けた後どれくらいの期間で自転車に乗れる?
患部に圧迫が加わるような自転車は1~2週間程度控えていただきます。
膀胱炎の治療中でも傷跡修正を受けることは可能?
膀胱炎が完治してから傷跡修正手術を行わないと合併症のリスクが高まります。
異物除去治療後はお酒を飲んでも大丈夫?
治療後当日の飲酒は控えていただきます。